個人開発者ののすけ(@nosuke926)です。
最初はやる気を持って始めた個人開発も、次第に情熱が薄れてしまうことがあります。
今回は個人開発のモチベーションを維持・再燃させる方法について実際に自分が意識していることを公開します。
他人を気にしない
個人開発は自分との戦いです。
SNSを見ていると、つい他人の収益報告やユーザー数の投稿が目に止まってしまいますが、気を取られないようにしましょう。
SNSはインプレッションを稼ぐために、人の目を惹きつけるような文言やコンテンツが優先的に表示されるようなアルゴリズムになっています。
「初月で〇〇万円稼ぎました」とか「数ヶ月で〇〇万人ユーザー達成しました」みたいな投稿ですね。
ついつい、そのような刺激的な内容を見て「自分のサービスなんて全然成長していない…」と絶望してしまいますが、絶望する必要はありません。
比べるのは過去の自分のみです。
個人開発は企業が運営するサービスと違って、たとえ利益が小さくても長いスパンで運営できます。
だからこそ盆栽を育てるような感覚でじっくりとサービスを改善していくことができます。
一年前と比べて結果が出てればOKぐらいの気楽さも時には重要です。
そして他人の投稿で見るべきは、結果ではなく、その結果にたどり着くための「過程」です。
どのようにしてそのような結果になったのかを分析できるのであれば、その投稿に価値があります。
他人の投稿は「自分と同じように頑張ってる人いるな〜」という感覚で見るくらいで十分です。
SNSのマウント合戦からは早めに降りたほうが精神的に幸せです。
競合を気にしない
他人と同様に競合を気にしすぎないのも重要です。
どの分野にも必ず競合は存在します。
またある程度ユーザー数が増えてくると、明らかに自分のサービスを意識した競合が現れてくることがあります。
しかし競合に対して自分ができることはないので、基本的には気にしないようにしましょう。
自分のペースで淡々とサービスを改善していきましょう。
データを見過ぎない
正直、データを見るのはめちゃくちゃ楽しいです。
順調に右肩上がりであれば尚更。
でもデータは過去であり、私たちが作るサービスは未来です。
データを見続けても、目の前の開発しているサービスが良くなるわけではありません。
データを元に改善することも大事ですが、
・個人開発ではリソースが自分一人であり、分析できることも限られる
のでシンプルにMust have(ユーザーにとって必須)な機能を追加していくことに時間を割いたほうが良いでしょう。
データを見て分析するのはもっとユーザー数が増えてからで十分です。
自分のためのサービスを作る
個人開発のモチベーションが下がる王道の流れは
②開発してリリースするが、全く使われない
③自分も使わないので、アップデートするモチベーションがない
④改善されないのでますます使われない
という負のループに陥ることです。
最低限自分が使うサービスであれば、③自分も使わないので、アップデートするモチベーションがない を回避できるため、少なくともアップデートは継続することができます。
↓
「データのバックアップ・復元機能作るしかない」
みたいな感じです。
自分のためのサービスであれば必要な機能は自分自身が一番知っているので、スムーズに機能追加していくことができます。
エゴサーチする
ある程度ユーザー数が増えてくると、SNSやブログで自分のサービスについて記載されたりします。
ポジティブな内容であれば素直に喜べますし、辛辣な意見でも本気のユーザーの声なので非常に参考になります。
無風が一番辛いです。
反応があるだけ個人開発のモチベーションになります。
レビューを見る
アプリであれば、アプリストアでユーザーからのレビューを見ることができます。
レビューからもユーザーの正直な意見を知れます。
辛辣な意見もありますが、嬉しいレビューも多く、個人開発のモチベーションになります。
また改善点も知れます。
ユーザーからフィードバックをもらう
アプリ内に問い合わせ窓口を設けておくと、ユーザーから直接フィードバックをもらうことがあります。
優しいユーザーであれば、サービスの嬉しい感想や機能追加の要望などを記載してくれます。
直接ユーザーとやり取りできるのでモチベーションにつながります。
アプリ内に問い合わせを設置するのはおすすめです。
・再現が難しい不具合の解消
・問い合わせからユーザーの不満を受け付けることで、アプリストアの低評価レビューを防ぐ
こんなメリットがあります。
売上をたてる
シンプルですが、売り上げは全てを癒します。
売上こそが正義であり、真実です。
ユーザーは必要ないものにお金は払いません(特にTo Cサービスのユーザーの財布の紐は本当に硬いです)
お金を払ってもらっているサービスを提供している、という事実こそが個人開発のモチベーションの源泉になります。
お金を産むサービスを作りましょう。
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